藤田雄斗さん

専門学校で研究したドジョウの養殖に携わりたくて、生産量が全国第2位の安来市に決めました。

プロフィール

Iターン藤田雄斗さん地域おこし協力隊
藤田雄斗さん
やすぎぐらし歴1年|兵庫県から

平成29年4月から地域おこし協力隊として活躍。

兵庫県神戸市出身。
地元の高校を卒業後、動植物について学べる専門学校でドジョウの飼育・繁殖について学ぶ。
平成29年4月から地域おこし協力隊として「やすぎどじょう生産組合」で活躍。

※2018年2月取材

安来を選んだきっかけは

事務作業

私は、神戸市の中心部から10㎞ほど北西にある自然豊かな町で育ちました。

家の前には川が流れており、子どものころはその川でコイやドジョウを採って遊びました。

工業高校の情報技術科に進学しましたが、どうしても馴染めず、自分に合った仕事は何かと考えた時、子どものころから好きだった動物に関わる仕事がしたくて、高校卒業後、動植物の専門学校に入り直しました。

専門学校で所属した水族館ゼミでは、自分専用の水槽で自分が研究したい魚を飼育し勉強することができました。

私は、故郷の川で遊んだ経験からドジョウの飼育と繁殖の研究に取り組みました。

卒業後もドジョウ養殖に携わりたくて、生産量が全国第2位の安来市にある「やすぎどじょう生産組合(以下「生産組合」)」に就職について問い合わせたところ、市の担当者から「地域おこし協力隊」のお話をいただきました。

どんな活動をされていますか

ドジョウの掘り出し作業

ドジョウの掘り出し作業

ドジョウは年2回産卵し、ふ化した後約3カ月で出荷できる大きさに成長します。

生産組合では、ドジョウの産卵、ふ化、出荷の業務を行っています。ふ化した稚魚を市内の生産者に引き渡して養殖してもらい、成長したドジョウを生産組合が買い取って料理店などに出荷しています。

私は、先輩の指導を受け、主に出荷を手伝っています。生産者の養殖池を回って成長したドジョウを集めたり、大きさを選別したり、また年間を通して出荷をするために保存用の池からドジョウを捕獲したりします。

特に冬場は泥の中に潜って冬眠しますので、出荷のために掘り出すのは大変な作業です。

今後はどんな活動を

ドジョウの選別作業

ドジョウの選別作業

まだ仕事をはじめて1年しか経っていないので毎日覚えることが多く、頭の中はドジョウのことで一杯です。

均等に大きくなるように餌のやり方を工夫したり、ストレスが原因で起こる奇形を防ぐ研究をしたりと難しいこともたくさんありますが、ドジョウの成長を見るのは大きな喜びです。

養殖池はサギなどの天敵から守るため濁っていますので、毎日様子を見ることはできませんが、たまに捕獲して成長している姿を見るとすごくうれしくなります。

将来の夢は自分で管理する養殖池をもってドジョウを養殖することです。

さらに、ドジョウ養殖の指導者となり、「やすぎどじょう」の生産量がもっと増えるよう貢献したいです。