地域を支えるやりがい。介護を通して、笑顔と喜びを分かち合う。
プロフィール

特別養護老人ホームやすぎの郷
横木 輝さん
地域への恩返し
穏やか介護
喜びを分かち合う
笑顔を育む
介護の学び
釣り好き
高校時代の授業がきっかけで介護の道を選ぶ。穏やかで優しい人柄が魅力で、周囲を和ませている。休日は友人と海で釣りを楽しんでいる。釣りに没頭している時間は、リラックスできる大切なひととき。釣った魚は自分でさばく本格派。
Q1. この仕事を選んだきっかけは?
高校の授業で「地域振興」について学んだ際、地域のお年寄りの方々と実際に触れ合う機会がありました。介護予防の体操を一緒にしたり、皆さんが楽しそうに活動されている姿を見て、「お年寄りの方々が元気だと、町全体が明るくなるんだ」と実感しました。これが、介護の仕事に興味を持った大きなきっかけです。
また、子どもの頃から子ども会などを通じて地域のお年寄りにお世話になってきたこともあり、今度は自分がその方々の力になりたいという気持ちが芽生え、介護の道を志しました。
Q2. やりがいを感じる瞬間は?
利用者さんから「あなたが来てくれて嬉しい」と言っていただけた時が、私にとって最もやりがいを感じる瞬間です。たとえば、昼食前に声をかけに伺った際に、「嬉しいわ」と笑顔で言ってくださる方もいて、その言葉にじんわりと心が温まります。
また、月に一度のレクリエーションで誕生日会を企画・準備することがあるのですが、正直、私は企画があまり得意ではなく、難しさを感じることもあります。でも、利用者さんが心から楽しそうに過ごしている姿を見ると、疲れも吹き飛び、達成感が込み上げてきます。

Q3. 課題と感じていることは?
入浴介助の際の声かけのタイミングには、今も悩むことがあります。多くの方がご自宅では夜に入浴されていたのに、施設では日中に入浴するため、「今はいいわ」と断られてしまうことも少なくありません。どうすれば気持ちよく入浴していただけるのか、説明の仕方を日々模索しています。 そのほかにも、排せつの声かけや、「家に帰りたい」とおっしゃる方への対応など、難しさを感じる場面は少なくありません。そんな時には先輩に相談してアドバイスをもらいながら、安心して過ごしていただくための関わり方を学んでいるところです。
Q4. 今後の目標は?

利用者さん一人ひとりの身体の状況は違うため、それぞれの状態に合わせたきめ細やかな支援ができるよう、介護の方法や知識をさらに深めていきたいと考えています。今まで通り研修にも積極的に参加し、学び続けたいです。施設内では毎月職員同士で研修会を開いていて、お互いに知識を深め合っています。これからも現場や勉強会を通じて、常に新しい知識や技術を吸収し、利用者さんにより良いケアができるよう、支援の幅を広げていきたいです。
Q5. あなたにとって、カイゴの仕事とは?

利用者さん一人ひとりの身体や心の状態は異なるため、それぞれに合ったきめ細やかなケアができるよう、介護の方法や知識をさらに深めていきたいと考えています。
現在、施設では毎月職員同士で研修会を開いており、互いに学び合える環境があります。私自身も積極的に研修に参加し、常に新しい知識や技術を吸収して、支援の「引き出し」を増やしていきたいと思っています。今後も、学びを現場に生かしながら、利用者さんにより良いケアを届けていきたいです。
法人情報

特別養護老人ホーム やすぎの郷
ユニット型ケアも提供する特別養護老人ホーム。
有資格者が多く在籍し、高い専門性を通じて明るく快適な生活を支援している。
法人名:社会福祉法人せんだん会
住所:島根県安来市安来町970-1
電話番号:0854-23-0731
Webサイト:https://sendankai.net/