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前向きな地域の皆さんの頑張りを見て一緒に頑張りたいと思った。

プロフィール

Iターン/地域おこし協力隊

やすぎぐらし歴1年|京都府から

小田ちさとさん

平成27年5月から地域おこし協力隊として活動。

京都府向日市出身。以前からずっと抱いていた「農業にチャレンジしたい」という想いから思い切って勤務していた会社を辞め、各地で住み込みの農業体験をする。
体験を重ねる中で、地域と農業の関係がとても深い事が分かり、もっと地域と関われる仕事をしたいと考えるようになった。そんな折に地域おこし協力隊のことを知り興味をもつ。

※2016年5月取材

安来を選んだきっかけは

安来市のことは全く知りませんでしたが、大阪での相談会で紹介を受け、一度行ってみようと思い、安来市の協力隊に応募しました。
比田地区の方々と交流する中で、中山間地という厳しい環境なのに皆さん前向きに頑張っておられる姿を見て、「これなら一緒に頑張れる」と思い比田に来ることを決めました。

どんな活動をされていますか

地域の方とワークショップ

比田地区では「10年後も住みよい地域であるために」を目指して「いきいき活性化比田の里プロジェクト」が動いています。
昨年は、地区の方全員にアンケートを取ったり、ワークショップを行い、出てきた沢山のアイデアを88項目に集約し、地域ビジョンを作成しました。今年度は、私もプロジェクトの中心となって、集約したアイデアを、できるところから実現していくことにしています。
また、比田地区では、お母さんたちが「いきいき加工部」として、地域の活性化に取り組んでおられます。地元の食材で惣菜やおもち、笹巻などを作り、イベントや道の駅で販売することも活動の一つです。私もその仲間に入れていただき、お母さんたちの活動をサポートしています。

安来に来られて感じたことは

冬の比田のバス

田舎生活はこれまでにも経験があったので大きなギャップは感じませんでしたが、積雪の経験はなかったので、冬は出勤前に雪かきをしないといけないのには驚きました。
でも、そんなときに地域の方に雪かきを手伝ってもらったり、色々とアドバイスをいただいたり、すごく助かりました。大変な地域だからこそ、みんなで支えあってるんだなと感じました。
環境の違いで苦労する部分もありますが、そういった人の温かさに触れると、改めて来てよかったと感じます。

今後はどんな活動を

任期(3年)後のことはまだ考えていませんが、今年は比田の地域づくりと合わせて自分のやりたいことを試してみたいと思います。今は地域おこし協力隊という立場で活動できるけど任期が終われば自分の力でやっていかなければならない。その時のために自分の仕事や生活を確立したいと思っています。ただなんとなく住んでいるという状態はいやなので、安来で自分がやりたい事とのマッチングができるといいなと思います。
また、今取り組んでいる比田での活動を安来市全体に波及できるといいなとも考えてます。

今後移住を考えておられる方へ

移住は考えてばかりでは進まないので、一度現地に行って地域の方と交流するとイメージもわきやすいと思います。
私は初めて安来に来た時、「初めてなのに何か懐かしいな」と感じました。特別な地域でもないけど、そんなことが自然に感じられる空気が安来にはあるな~と思います。

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