毎日が学びの連続。自身の成長が誰かの笑顔につながる仕事。
プロフィール

介護支援センター和み館
池光 夏樹さん
介護の学び
笑顔の追求
レクのアイデア
好奇心旺盛
成長できる場所
女子会気分
高校時代に何気なく取得した資格がきっかけで18歳から介護の世界へ。学ぶ姿勢を常に持ち、明るい人柄で職員からも頼られる存在。休日は子どもたちとドライブに出かけるのが一番の楽しみ。大山などのんびりとした自然の風景に癒されている。
Q1. この仕事を選んだきっかけは?

高校生の頃、母から「何か資格を取ってみたら?」と勧められて挑戦したのが、当時のヘルパー2級(現在の介護職員初任者研修)で、それが私が介護の道に進むきっかけになりました。当時は、自分が介護の仕事に就くなんて想像もしていませんでした。あの時この資格を取らなければ、今の私はいなかったかもしれません。
また、職場として今の施設を選んだ理由の一つは、家から近かったことですが、実際に働いてみると、職員も利用者さんも女性ばかりで、まるで女子校のような明るい雰囲気でした。皆さんの笑顔に元気をもらいながら毎日楽しく働くことができ、この職場を選んで本当に良かったと感じています。
Q2. やりがいを感じる瞬間は?
やはり一番うれしいのは、利用者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただける瞬間です。排せつ介助や日常のちょっとしたケアでも、感謝の気持ちを伝えていただけると、どんなに疲れていてもその一言で元気になれるんです。
また、レクリエーションの時間も大好きで、「どうしたら楽しんでもらえるかな?」とアイデアを考えることが、やりがいにつながっています。バスケットボールやボール投げ、カーリング風のゲームなど、みんなで体を動かして盛り上がれる時間は、私たちにとっても楽しく、「やってよかった」と思える瞬間です。
Q3. 課題と感じていることは?
介護の仕事は、どれだけ経験を積んでも学びが尽きない仕事だと感じています。特に認知症の方への対応は難しく、日によって状態や行動が大きく変わるため、マニュアル通りにはいかない場面も多くあります。昨日うまくいった対応が、翌日には通用しないこともあるので、「この方が安心して過ごせるにはどうしたらいいか?」を常に考えながら接しています。
分からないことがあれば、すぐに先輩に相談するようにしています。先輩方は経験が豊富で、その場その場に応じた的確なアドバイスをくださるので、日々とても助けられています。
Q4. 今後の目標は?

これからは更にスキルアップを図り、介護の専門性を高めていきたいと考えています。研修などにも積極的に参加して、技術や知識を深め、日々のケアに活かしていくことが目標です。
最近は後輩から頼られることも増えてきましたが、私自身もまだまだ学びの途中。介護の仕事の奥深さをもっと知っていきたいし、今の職場でできることを一つひとつ極めていきたいと思っています。利用者さん一人ひとりに合わせた、最適なケアを届けられるよう、これからも成長し続けていきたいです。
Q5. あなたにとって、カイゴの仕事とは?

私にとって介護の仕事は、まさに「学び」そのものです。本当に日々学ぶことが多く、そして「もっと知りたい」と思える仕事でもあります。実は別の仕事に興味を持ったこともありましたが、最終的に戻ってくるのはやっぱり介護。利用者の方の笑顔を見ると、「今日も誰かの力になれた」と実感できるからです。
もちろん、大変なこともたくさんありますが、それ以上にやりがいや魅力にあふれた仕事だと心から思っています。もし、進路に迷っている方がいるなら、ぜひ一度、介護の現場を見てください。きっと新しい発見があるはずです。
法人情報

介護支援センター 和み館
地域密着型のデイサービス施設。
定員15名の小規模な施設として、一人ひとりに時間をかけた深い関わり合いを行なっている。
法人名:社会福祉法人 草雲会
住所:島根県安来市飯島町字横屋189-1
電話番号:0854-21-0511
Webサイト:https://www.so-unkai.com/